人生が輝く魔法の家計簿

家計簿は、一日一日の自らの投影。何をどんな風に入手したかを考え直すためのツールです。それを使いこなし、お金との関係を円滑にする。魔法の家計簿は、手持ちの金額にかかわらず自らを幸せにする魔法です。

家計簿でメンタルを見直したきっかけ

それは、家計調査に選ばれたこと。

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今年に入ってから3ヶ月、この家計簿にたくさん書きました。
そして、たくさん計算しました。


最初は義務だし、一度家計をきちんと見直してみよう。
というくらいの軽い気持ちで、つけ始めたんです。

けど、つけているうちに気がついたのは、
書きながらいろんな事を思っていること。

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家計調査の家計簿って、こんなにざっくりしたものなので
結構、おおざっぱに記載できるんですけども。

家計簿をつけながら湧き上がる、心の声や感情が面白かった。

・購入時に妥協したものを書く時、その時のがっかりした思いや
もやもやを思い出す

・購入時に気に入っているものや納得しているものを買う時は
その時の気持ちを思い出す

書きながら、そんな追体験をするとは思わず、
気づいたときには、いささかびっくりしました。

まぁいいや、と妥協して選び購入した場合は

なぜ、がっかりするのに買ったんだろう?と悩んだり

なぜ、妥協した?
なんで、こんなものを買っちゃったんだろう・・・
とがっかりしたり。

憤りが湧いたり、結構ネガティブにもやもやしてました。

逆に、気に入ったものや、いいものが手に入ったときなどは

いい買い物ができて満足だったり
その時の、ハッピーな気持ちが思い浮かんだり。

それで気づいたんですよね。
これが、自分の持っている

ものを選ぶ時の価値基準だ、と。
つまり、

適当に選んで財布を開いているわたしは
自分の本音とは裏腹に、どこかで何か妥協して生きてるな。
自分に正直じゃないな。と。

そんな事に、気づいた時は驚きました。

お金にまつわる書籍は散々読んだし
それにまつわる勉強もいろんなところでして来たので
それなりに出来ていると思ってたしわかっているつもりでした。

お金に関するメンタルブロックも、かなり取ってきたし
そういう施術も受けたことがあるので、自分ではもう

「ない」

つもりになっていました。

でも、目の前の帳面に書き記した時に湧き上がった感情やストーリーは、
ごまかしようがありません。

だから、降参しました。嗚呼、これが自分なんだ、と。
これが恐らく、自分の持つ価値観と真っ向から
正面切って向き合った最初なんじゃないかと思います。

なので、腹をくくり見直すことにしました。
お金に投影していた、自分の価値基準。

自分が財布を開き、お金を払うその時に

・どんな理由でそのものを選び
・どんな理由で入手するのか。

ここに、今の自分を作っている何かがあるんじゃないだろうか。
そう思ったので、家計調査が終わっても続けることにした次第です。