人生が輝く魔法の家計簿

家計簿は、一日一日の自らの投影。何をどんな風に入手したかを考え直すためのツールです。それを使いこなし、お金との関係を円滑にする。魔法の家計簿は、手持ちの金額にかかわらず自らを幸せにする魔法です。

家計簿が教えてくれるもの、それは自分という人間の価値観

「あなたは金遣いが荒い」
「無駄遣いばかりする」
「お金の管理が下手」

上記は、記憶の始まりから、親にずいぶんと言われ続けてきたことでした。


何をしても駄目だと言われ、何を選んでも馬鹿にされる。
そんな風に扱われて育った青春時代がありました。

その後、お付き合いしたパートナーなどからも

「あなたは金遣いが荒い」
「無駄遣いばかりする」
「お金の管理が下手」

と言われ続ける生活を送りました。

実際、それで悩んで病んで仕事ができなくなったりやめたりしたことも多々あります。
一時期は、薬を十種類以上服用し、自殺願望があり、日々とても辛かったこともありました。


家計簿をつけ始めた理由。
それは、親や元パートナー達の言う通り、

・本当に自分の金遣いがダメダメだったのか
・無駄遣いばかりしているのか
・お金の管理が下手なのか

等など。
これを、見える形で検証し、じっくりと考えたかったからでした。
けど、実際つけてみてわかった事、見えてきた事は違ってました。

・自分にとって必要なものを手に入れているし
・気に入ったものも手に入れているし
・気分だけで、無駄にあれこれ購入していない

こんな風に、思う以上に配慮してお金を使っていました。
そしてそれを、目に見える形で家計簿は証明してくれました。

では、なぜ、

「あなたは金遣いが荒い」
「無駄遣いばかりする」
「お金の管理が下手」

等という事を、親や元のパートナーは言ったのか??
今はもうわかりませんし、わからなくてもいいと思っています。

なぜなら、この発言に根拠がない。
その事実を、家計簿は如実に語ってくれました。

のみならず、家計簿を通して見えてきたものがあります。
それは、自分の価値観。

自分が、何を大事にしていて、何が嫌なのか。
何が好きで、何が嫌いか。


感情とともにそれらを真正面から眺めて


・大事なものを大事にし
・嫌なもの、嫌いなことなどは遠ざける


等などを、正直に認め、ひとつひとつを実践していきました。
時には、人との関係、お付き合いそのものをやめたこともあります。


おかげで、だいぶ生きやすくなりました。
そして、自分に必要なものが本当はとても少ない事を知りました。


結果、お金との付き合い方も変わりました。
お金に投影し、お金のせいにしていたあれこれを手放すことで
お金といい距離感を保ちながら暮らし、そして手元に残る生き方。

稼いで上限を増やすこととは異なりますが、
お金のせいにするのをやめ、自分を知り、そして心のままに生きることで
とても満たされた、そんな生活ができるようになりました。


ここでは、そんなわたし自身が経験したことを
ひとつひとつ、を纏めてゆこうと思います。

療養中のため、更新はゆっくりペースになると思いますが

どうぞお付き合いください。よろしくお願いします。