家計簿で見えてくるのは、心の「現在地」
家計簿で見えてくるのは、心の「現在地」。
これは家計簿を付け始めた頃に気づいたことでした。
レシートとにらめっこしながら転記したり
計算機叩きながら、常にいろいろ考えている
自分の思考に気づいたからです。
・今日、野菜買いすぎちゃったかなぁ。すぐには食べないのに
・これ必要だったのかなぁ。買ったはいいけど、使わなそう
・安かったから買っちゃったけど、今必要ないのよね
とか。
まだまだあるけど、いっつもいっつもこんな事が頭の中で自動的に巡っています。
単純に嬉しかったり喜んだのもあるんだけど、
どちらかと言えば不安やネガティブさの方が最初のうち多かったです。
ずーっとね、それらを否定せずにモニターしてたの。
そして気づいたの。
あぁ、これが、今の自分のお金に関する価値観なんだな・・・^^;
という事に。
これが、自分のお金に投影していた自分自身の価値観、
つまりコーチング的に言う現在地ってやつです。
これさぁ、いつもいつも、なんとなく当たり前に考えていることなんですよね。
でも、それでいいか、といえば、それでいいはずないじゃんよ、と。
あまりにもネガティブ強すぎて泣けてくるほどだったので
気づいた時に、きちんと心と向き合うことにしました。
- お金を使ってネガティブさや後悔を感じているなら、なぜ感じたのか。
- お金を使って満たされたと思うなら、それはなぜか。
日々のことなので、ひとつひとつと向き合って、きちんと考えていくと
自分がどうしてそれを選んだのかが見えてきます。
大事なのは、ここでした。
- どうして、それを選んだのか。
- それを手に入れることで、どうなりたかったのか。
- それを手に入れたら、どんな事を感じられるのか。
きちんと向き合うと、自分の内側で考えていることや価値観がわかります。
それがわかったら、その時に考え直せばいい。
お金を通して見えてくる、自分の選択や価値観を。
きちんと向き合ってひとつひとつ見直していったときに気づいたのは
自分が今まで人間関係を含めた何かを選んできた選択と
お金にまつわる価値観がダイレクトに繋がっていたことでした。
当初は、悲しくなるほどボロボロでしたよ。
だから、徹底的にみなおさなきゃならない。
そう思ったので、まず見直していった事は
- 購入した動機や理由にネガティブさを感じた事柄や物のすべてを一から見直し
- ひとつひとつ細かく見ていきながら、果たしてそれが今後に必要かどうかを考え
- 必要なものは残し、不要と感じたものや事はすべて辞めた
こんな感じ。
正直、最初は不安がわんさか出てきました。
やめちゃって大丈夫かどうか。やめようとする時に、どこかで感じます。
でもその度に、自分に言い聞かせてた事がありました。
ここは日本であり、欲しいものはいつだって入手可能。
だからそこまで焦る必要もないからいいや、と。
結果的に、どんどん楽な生き方ができるようになりました。
おまけに、手元にお金が残るんだよね。
結構好きなモノを手に入れて、好きな人達とあっている割に。
なので今は思います。
どれだけ、お金に余計なことを投影してたんだろう・・・と。