人生が輝く魔法の家計簿

家計簿は、一日一日の自らの投影。何をどんな風に入手したかを考え直すためのツールです。それを使いこなし、お金との関係を円滑にする。魔法の家計簿は、手持ちの金額にかかわらず自らを幸せにする魔法です。

自信がないなら、まずは書き出し見える化してみる

家計簿を付け始めたきっかけのことを
一番最初の記事で書きました。

お金に関してわたしは、
うちの親には散々金遣いが荒いとダメ出しをされて育ち、
その後付き合ったパートナーからは無駄遣いばかりすると罵られて過ごし

結果、お金にまつわる価値観はずたずたになりました。

それをなんとかしたい、けどどうしたらいいかわからない。
そう思いあぐねていた時に、

「なら、見える化すればいんじゃね??」

とひらめいて。
本当にそうなのか。言われているようにダメダメなのか。
きちんと付けてみて確認しよう。
そう思ったのがきっかけでした。

まずは一ヶ月付けて、見える形で残してみました。
見える化して気づいた事は、親やパートナーがずっと言ってたように

  • お金の遣い方がだらしないわけでも
  • 無駄遣いするわけでもなかった、ということ。

むしろ、きちんと考えて必要なものにお金をかけてる。
それが眼の前にあるノートの中で証明されていました。

これね、最初の一ヶ月目が終わった時に
改めて眺めて思ったの。

嗚呼、わたしちゃんとできてんじゃん。
やれてんじゃん、よかったぁって。

親やパートナーという自分以外の人が言ってたように
金遣いが荒いわけでも、無駄遣いばかりなわけじゃなかった。
あれって、単なる言いがかりだったんだね、と。
そんなものを真に受けて、自信失くしてただけだったんだ、と。

気づいたら、心が楽になりました。

そして、自分に自信が少しだけ持てた。

それでも付け始めた初月は、今よりも課題がまだまだ多かったです。
不安からくるあらゆる無駄が整理できてなかったし。

けれど、この気付きは大きかった。
このテの他人の意見というものが、如何に自分という人間を
きちんと見ずに言っているのかがよーくわかった出来事でした。

この収穫は、家計がどうこう以上に自分にとっては大きかった。

なぜなら、この気付きから、他人と自分の間の境界線を
意識して引く事ができるようになれたからです。